LAの学生寮


空港からハリウッド方面に車で30分ほどの場所に寮がありました。寮と言っても普通の一軒家をシェアする感じですが。生活は一階と二階とで別れていて、俺の部屋は二階の角部屋。外観は綺麗ですが、中は何だかバルコニーを無理やり部屋にしたような不思議な造りで、電気も薄暗く朝方はすきま風で寒くなる部屋でした。でも住めば都、意外とすぐに慣れました。
二階の住人は9人。20代前半の人が半分以上で、もちろん俺が最年長。今思えば個性が強い人ばかりだったなぁ。行く前から、半分以上は日本人だと聞いてはいたけど、ホントにそうでした。
ルームシェアの相手ももちろん日本人。関西人のNOBU(29)。なかなか真面目な良いやつで、何度か一緒に出掛けたりもしました。
そして語学学校へ初登校。寮から5分くらい歩いてバス停(地下鉄の駅も同じ場所)へ。バスで5分くらいで着くんですが、バスも地下鉄も時間通りには来ないので、バスが来なそうなら地下鉄で。
学校初日はオリエンテーションとクラス分けの為の学力テスト。ヒヤリングがかなりヤバかったけど、百点満点中46点で、レベル3のクラスに入った。レベル1〜7まであるうちの3なので真ん中よりやや下のクラスってことです。まぁだいたい予想通りって感じ。
初日は教材費や寮のディポジットを払ったり色々手続きがあって学校を出たのは18時すぎになってました。
同じ寮の人と三人で一緒に帰ろうとしたら、すぐにバスが来たので慌てて飛び乗った!一本逃すとかなり待たされるから。三人共今日が初日だったので、テストがどうだったとか話していると、仲間の一人がバスが違う道を通ってることに気付いた。どうやらこっちは日本と道路のルールが左右逆だから、反対方向のバスに乗ってしまったみたい。降りて逆のバスに乗ろうとする。でも10分も乗ってなかったから歩いてでも戻れるかななんて楽観的に考えて歩くことに。すると、どんどん違う方向へ進んでしまったみたいで、すっかり街並みがメキシカンに。人も道も店も雰囲気が違ってまるで別の国に来たようでした。床屋が5ドルでしたよ。交番もなくグルグル歩いていると、やがて日も暮れ始めちょっと危険な感じに。この時は三人とも地図を持ってなく、勘を頼りに歩くこと一時間半、やっと道を聞けるようなホテルを発見!ベルボーイに聞いたら、あのバス停で待ってれば大丈夫だよって親切に教えてくれました。
バスに乗り、やっと帰れると安心したら急に腹が減って、三人でデニーズでご飯を食べて帰った。日本よりボリュームがあるハンバーグがやたらと美味しく感じたな。
つづく…。

Comment(6) | Trackback(0)